小菊とデンのこと

                 小菊に腫瘍が見つかりました。
                 場所は左後ろ足の膝の内側です。
                 獣医さんが、注射器で採取したものを顕微鏡で見て下さり
                 「肥満細胞」の疑いがあり、それであれば悪性の可能性が強いとのこと。
                 正確なことは、腫瘍の一部を専門のガンセンターに送って検査してもらわなければ
                 わからないので、手術をすることになりました。
                 生検でも痛みをともなうため全身麻酔をしなければならず、それは15歳の小菊にとっては
                 かなりの負担になるので、検査で悪性とわかってまた麻酔をして手術するよりも、現時点で
                 取れるだけ取っておこうと、今週の14日に手術することに決めました。
                 ゴルフボールくらいの、何だかフニャフニャしたかたまり。
                 「こんなに大きくなる前に気付いてあげれば良かったのに・・・・・」
                 言いながら、涙がポロポロこぼれて止まりませんでした。
                 「いいえ、この場所でよく見つけられたと思いますよ。人によっては
                  最後まで見つけられない飼い主さんもいると思いますよ」
                 そう言いながら、先生はたっちゃんにそっとティッシュを差し出してくれました。
                 それぞれの仕事の手を止めて、看護士のみなさんも見守ってくださっていたのが
                 つらい気持ちでいっぱいだったのに、なぜか印象に残っていました。

                 14日の手術、その後の結果が良いことを願うばかりです。
小菊とデンのこと_e0039087_20194068.jpg

                そして、同じ日の夜。
                急に様子がおかしくなったデンを抱えて、夜間診療でまた獣医さんへ行くことに。
                聴診器、触診、血液検査、それとそれまでのたっちゃんの話から、ヘルニアとの診断が。
                下痢も嘔吐も熱もなく、抱き方で痛がったりする、ヘルニアの疑いが一番強いとのこと。
                「ヘルニア~!?」
                 今度はヘルニアですか、ヘルニア!?
                 しかも、お元気印のデンがっ!?
                
                1日のうちに小菊ばかりでなく、デンまで悪くなるとは・・・・・・
                デンの方は大病でなくて良かったとはいえ、獣医さんまで車を運転して一緒に
                行ってくれた鬼ドンと、晩御飯も食べれないほどくたびれたたっちゃんでした。
小菊とデンのこと_e0039087_20195552.jpg

                                       ☆いつの間に 我を追い越し犬老ひて



      たっちゃん手控帳でござんす ニャンズでござんす!
by myfamily-days | 2011-01-11 21:44 | お願いとメッセージ


<< だから笑顔で ♪ 元日は雪~~!! >>